ゴルフ界に衝撃! 女王L.オチョアが電撃引退へ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/04/21 11:36
ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1の座を不動のものにしているロレーナ・オチョア(メキシコ)引退のニュースが駆け巡り、ゴルフ界に衝撃を与えている。
現地時間20日、オチョアは自身のウェブサイトで「ロレーナ・オチョアはLPGA(米女子ツアー)からの引退を決意しました」と引退を表明。23日に地元メキシコシティで会見を予定している。詳細は明らかになっていないが、昨年12月に地元航空会社アエロメヒコの幹部であるアンドレス・コネサ氏と結婚したオチョアは、28歳という年齢もあって家庭生活とチャリティ活動に専念したい意向と見られている。
地元メキシコで開催される次週のトレス・マリアス選手権に出場を予定していたオチョアだが、今回の件で出場は流動的に。4位に終わったクラフト・ナビスコ選手権が現役最後の試合になる可能性もあるという寝耳に水の事態に、関係者は対応に追われている。
女子ゴルフ界では、かつてのNo.1プレーヤー、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が、やはり同様の理由で2008年に引退。またひとりスター選手がいなくなるのは、大きな損失といえそうだ。しかも、アニカは37歳という年齢だったが、オチョアはまだ28歳。過去6年間で27勝を挙げ、まだまだ数字を伸ばしていくことが期待されていただけに、ショックは大きい。このニュースにアニカは「驚いたけれども、ショックではない。以前から彼女は『プレーするのは10年』と言っていたし、結婚して人生の次のステップに行きたくなったのでしょう」と自身のブログでコメントしている。
なおツアーを取り仕切るLPGAは取材に対し、23日の会見までコメントは発表しないことを明らかにしている。(STATS-AP)