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老舗大会の存続危機? どうなるヒルトンヘッドのトーナメント

更新日:2010/04/21 15:09
老舗大会の存続危機? どうなるヒルトンヘッドのトーナメント

 

 選手に人気の米ツアーイベントが、スポンサー探しに苦労している。先週、ジム・フューリック(米)がプレーオフの末にブライアン・デービス(英)を撃破し、優勝を飾ったベライゾン・ヘリテイジ(サウスカロライナ州ハーバータウンGL)は、1969年から続く老舗大会。アーノルド・パーマー(米)の活躍でツアーが盛り上がるのと同じように大きくなり、ファンや関係者に親しまれてきた。

 マスターズ翌週という開催日程で、海岸のリゾート地でもあることから、選手が家族を連れてきてリラックスできるトーナメントとして愛されている同大会。長年に渡りどっしりとツアーに根を下ろしていたが、昨年9月に現在のスポンサーであるベライゾンが今年いっぱいで契約を終えることを発表。大会側は2011年に関してはメインスポンサーなしでも開催することを明らかにしているが、いまだにスポンサーが見つからない状況にある。

 大会2勝のスチュワート・シンク(米)や、5勝と得意大会にしているデービス・ラブIII(米)を中心にした選手たちは、必死で存続を訴えており、ツアーや大会側もスポンサー探しに奔走している。だが、昨今はどの大会もスポンサー確保に四苦八苦している状況だけに、関係者は頭を抱えている。(STATS-AP)

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