丸ちゃん、今季初Vに王手! 石川は18位タイ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/01 18:02
1日に行われた国内男子ツアーの今季第3戦、中日クラウンズ(愛知・名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース)第3ラウンド。強い風と硬く速いグリーンに手こずり上位選手がスコアを崩す中、トップと4打差の5位タイからスタートした丸山茂樹が2アンダー68で回り、通算7アンダーで単独トーナメントリーダーに躍り出た。
1打差の2位タイに、前日首位の上井邦浩とポール・シーハン(豪)。中国出身でマスターズにも出場したウェンチョン・リャン、今野康晴、野仲茂、アフィバーンラト・キラデク(タイ)の4人が通算5アンダー4位タイに続き、注目の池田勇太が1アンダー69にスコアをまとめ、藤田寛之らと同じ通算4アンダー8位タイにつけている。
今季初優勝に王手をかけた丸山(茂)は5バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフながら、3日連続60台となる2アンダー68をマーク。前半は持ち味の正確なショットで、後半は好調なパッティングを武器に難しいコンディションをねじ伏せた。先週は40歳の藤田がつるやオープンを制覇。今週は、日本ツアーに本格復帰したばかりの“同級生”丸山(茂)が栄冠を勝ち取る番だ。
一方、昨季賞金王の石川遼は苦しいプレーに終始。1番でバーディ発進を切ったものの、続く2、3番で連続ボギー。これで流れを失い2バーディ、3ボギーの1オーバー71と最後までスコアを伸ばせなかった。通算1アンダー18位タイと上位につけてはいるものの、トップとはすでに6ストロークの差。逆転での今季初勝利に黄信号が灯った。