タイガー&P.ミケルソン、ともに37位タイ出遅れ!
世界ランキングNo.1の座を争う“第5のメジャー”初日は痛みわけに終わった。
米男子ツアーのビッグトーナメント、ザ・プレーヤーズ選手権は同ツアーの本拠地があるフロリダ州ポンテベドラビーチのTPCソーグラスを舞台に開幕。現在同ランキングトップのタイガー・ウッズ(米)と勝てば逆転のチャンスがある同2位のフィル・ミケルソン(米)の2人は、フラストレーションの溜まる第1ラウンドとなった。
先週、若い世代をけん引するローリー・マッキルロイ(北アイルランド)に逆転負けを喫し、単独2位に終わったミケルソン。初のトップの座を目指して今大会の初日をスタートしたものの、ショット、パットともに精彩を欠き4バーディ、2ボギーの2アンダー70と平凡なスコア。37位タイと思うようなプレーができず「70は望んでいたスコアではない。パーフェクトなコンディションだったのに…」と唇をかんだ。
一方、先週予選落ちを喫し今大会で王座陥落の可能性もあるタイガーも、やはり今ひとつ。3バーディ、1ボギーでミケルソンと同じ2アンダー70の37位タイとふるわず、不機嫌さを隠さなかった。
不倫スキャンダル発覚後、初めて公の場に姿を現したのが会見を行ったこのソーグラス。アグレッシブなゴルフを披露した者にはチャンスがあるものの、実戦不足が否めないタイガーは難コース相手に思わぬ出遅れを喫し、巻き返しを誓うしかなかった。
トーナメントをリードしたのは、6アンダー66の好スコアをマークしたJ.B.ホームズ(米)とロバート・アレンビー(豪)の2人。1打差3位タイにツアー2勝目を目指す今田竜二、リー・ウェストウッド(英)、ケニー・ペリー(米)ら8人がつける混戦模様となっている。
また、3アンダー69の21位タイにセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ジム・フューリック(米)、デービス・ラブIII(米)らが続き、タイガー&ミケルソンと同じ37位タイにはアダム・スコット(豪)、カミロ・ビジェガス(コロンビア)、ザック・ジョンソン(米)、マーティン・カイマー(独)他がつけている。