今田、準メジャー大会でV圏内発進!
更新日:2010/05/07 11:12
掲載日:2010/05/07 10:46
ツアー2勝目を狙う今田竜二が“準メジャー”で最高のプレーを披露した。
米ツアーの本拠地があるフロリダ州ポンテベドラビーチのTPCソーグラスを舞台に行われたザ・プレーヤーズ選手権。日本からただ一人出場している今田は第1ラウンド、池が多く、罠も多い難コース相手にフェアウェイキープ率79パーセント、パーオン率89パーセントというショットの冴えを見せた。
この日、出だしの10番パー4(インスタート)で残り151ヤードの第2打をそのままカップインさせてイーグルを奪う最高のスタートを切った今田は、続く11番パー5でも、2オンしてバーディを奪取。一気に3アンダーとし、リーダーボードを駆け上がった。これで波に乗ると、その後は3バーディ、1ボギーにスコアをまとめ、5アンダー67でホールアウト。首位で並んだJ.B.ホルムズ(米)とロバート・アレンビー(豪)の2人に1打差3位タイと優勝が狙える位置にピタリとつけた。
「完璧なショットを、風が運んでくれた。自分ではカップに入るところは見えなかったけれど、素晴らしいショットだったことは分かった」とイーグルを振り返った今田。今大会は過去4度出場して2回予選落ちと、これまで相性が今ひとつだったこともあり「まだ初日だから」といつものポーカーフェイスで周囲を煙に巻いた。
米ツアー初優勝からおよそ2年が経ち、さらなるステップアップが期待される今田。誰もが優勝したい“準メジャー”がツアー2勝目となれば最高だ。