M.プレッセル奪首! 藍は20位タイ浮上
国内女子ツアーの公式戦ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ(茨城・茨城ゴルフ倶楽部 西コース)は7日、第2ラウンドの競技を行った。公式戦とあってセッティングが難しく、初日に引き続き強風がコースを襲ったため各選手スコアメイクに苦しんだこの日、米ツアーからスポット参戦しているモーガン・プレッセル(米)が5バーディ、1ボギーの4アンダー68の好スコアをマーク。通算5アンダーで、同じく米ツアーで活躍するヤニ・チェン(台)に3打差をつけ、トーナメントをリードした。
上位は通算1アンダー単独3位に前日トップタイの井芹美保子が続き、同じく首位タイ発進の服部真夕は4オーバー76と乱れて、通算イーブンパー4位タイに後退している。
一方、勝てば申ジエ(韓)、ロレーナ・オチョア(メキシコ)を抜いて世界ランキング1位へ浮上する宮里藍だが、最終ホールに落とし穴が待っていた。序盤の奇数ホール(1番、3番、5番)でバーディを重ね、13番までノーボギーの完璧なゴルフで上位を追撃。しかし、14番でボギーを叩くと、最終18番では痛恨のダブルボギーを喫し貯金を使い果たした。結局イーブンパー72に終わり、通算4オーバー20位タイでホールアウト。順位は大きく上げたものの、トップとは9打差に広がり、2週連続優勝に黄信号が灯った。
また、この日は宮里のジュニア時代からのライバルである女王・横峯さくらが好プレーを披露。難しいコンディションの中で2バーディ、1ボギーの1アンダー71にスコアをまとめ、通算1オーバーで前日の26位タイから一気に優勝圏内の8位タイまで浮上した。
その他、美系ゴルファーとして注目される竹村真琴が通算3オーバー14位タイ、今季ここまで調子の上がり切らない諸見里しのぶは、通算6オーバー29位タイ。通算7オーバー37位タイに上田桃子がつけている。