M.ジョーンズ単独首位! Z.ジョンソンは大乱調
更新日:2010/05/14 14:53
掲載日:2010/05/14 13:15
米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープンは現地時間13日、テキサス州TPCサンアントニオを舞台に開幕した。昨年までの15年間大会の舞台となったラカンテラGCから、グレッグ・ノーマン(豪)設計のTPCサンアントニオに会場を移して行われている今大会。第1ラウンドは30歳のマット・ジョーンズ(豪)がスタートホールでダブルボギーを叩いたものの、その後は盛り返して6アンダー66で単独トップに立った。
母国の大先輩が造り上げた難コースを攻略したジョーンズは「ダブルボギー発進なんてもちろんしたくなかったけれど、1番は決して易しいホールじゃない。とても狭いからね。このコースではティーショットでミスしたらバーディはおろか、パーをセーブするのも難しい」と苦笑。「でもパー3は易しいから、4つのうち3つでバーディが獲れてうれしいよ」とキーポイントとなったホールを明かした。今季は2週間前のクエールハロー選手権で7位タイに入っており、今週こそこのまま突っ走ろうと目論んでいる。
上位は、1打差の単独2位でポール・スタンコウスキー(米)が追っており、4アンダー68の3位にはJ.B.ホルムズ(米)、チャーリー・ホフマン(米)ら4人。今季すでに2勝している注目のアーニー・エルス(南ア)は、イーブンパー70で38位タイにとどまっている。
一方、大会3連覇のかかるザック・ジョンソン(米)は大きく出遅れた。8オーバー80とまさかの大叩きで152位タイ。昨年までのラカンテラGCは得意コースだっただけに、コース変更を恨むしかなかった。
なお、日本勢は出場していない。