さくらがトップ発進! 有村は出遅れ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/14 18:23
14日、福岡県の福岡センチュリーゴルフ倶楽部を舞台に国内女子ツアー今季第10戦フンドーキンレディースが開幕した。前週公式戦で単独2位に入りツアー史上最速で生涯獲得賞金6億円を突破した賞金女王の横峯さくらが、強風が猛威をふるう中で3アンダー69の好スコアをマーク。元女王・不動裕理、シン・ヒョンジュ(韓)とともにトーナメントをリードした。
1打差の単独4位に2番パー3でホールインワンを達成した馬場ゆかりが続き、1アンダー71の5位タイに福嶋晃子、藤田幸希の実力者に加え、フジサンケイレディスクラシック2位タイの藤本麻子、森桜子の若手有望株2人。イーブンパー72の9位タイに横峯の姉・横峯瑠依が続いている。
風に苦しんだ各選手を尻目に、横峯が快調なプレーでリーダーボードを駆け上がった。開幕から未だ勝ち星のない女王はこの日、4番パー4でボギーが先行したものの、続く5番、6番で連続バーディを奪い1アンダーでハーフターン。風が強くなった後半でも安定したプレーを続けて2バーディ(ノーボギー)を奪い、ポールポジションを確保した。
その他、昨季賞金ランキング2位の諸見里しのぶが1オーバー73の14位タイ。前週のワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップでまさかの予選落ちを喫した有村智恵は、3オーバー75とスコアを伸ばせず36位タイと出遅れ、古閑美保も3連続ボギーを叩くなど散々なゴルフで4オーバー76の49位タイに沈んでいる。