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谷口、首位タイ浮上で最終日へ! 池田8位タイ

更新日:2022/10/26 00:57
谷口、首位タイ浮上で最終日へ! 池田8位タイ

 

 国内男子ツアーの今季公式戦初戦、日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯(長崎・パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ)は15日、第3ラウンドの競技を行った。前日トップに立った平塚哲二のスコアが伸び悩む中、復調の兆しを見せる谷口徹が5アンダー65の好スコアをマーク。通算8アンダーで平塚と並び、トーナメントをリードした。

 2007年に自身2度目となる賞金王のタイトルを獲得した谷口だったが、翌08年は未勝利。さらに09年2月に事故で左肩を脱臼し、開幕から3試合を欠場するなどアクシデントに見舞われた。復活を誓った今季は2戦目のつるやオープンで単独2位(プレーオフ負け)に入ると、前週の中日クラウンズでは2日目から徐々に順位を上げて最終的に14位タイでフィニッシュ。好調だった時の手ごたえを取り戻していた。

 そんな中で迎えた今大会。予選ラウンドこそ強風に苦しみ、出入りの激しいゴルフに終わったものの、気合を入れ直して臨んだこの日は6番パー4でチップインイーグルを奪うなど、ノーボギーの1イーグル、3バーディでホールアウト。持ち前の安定したショットを武器にスコアを伸ばし、ツアー通算16勝目に王手をかけた。

 また、ホストプロでありディフェンディング・チャンピオンでもある池田勇太もV圏内(通算2アンダー8位タイ)にとどまった。4バーディ、3ボギーで1つしかスコアを伸ばせなかったことに不満の表情も見せたが、気持ちを切り替えて臨む最終日は虎視眈々と“優勝”の二文字を狙ってくるはずだ。

 その他、今季1勝をマークしている藤田寛之と片山晋呉の実力者2人が3打差の3位タイにピタリ。一時代を築いた尾崎将司は通算4オーバー34位タイにつけている。なお、昨季賞金王の石川遼は予選ラウンドで姿を消している。

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