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不動、復活Vに王手! さくら1差追走

更新日:2022/10/26 00:57
不動、復活Vに王手! さくら1差追走

 

 国内女子ツアーのフンドーキンレディースは福岡県の福岡センチュリーゴルフ倶楽部を舞台に15日、第2ラウンドの競技を行い、この日トップタイからスタートした不動裕理が通算6アンダーまでスコアを伸ばし単独トップに躍り出た。1打差の2位タイに昨季賞金女王の横峯さくらと6アンダー66の猛攻を見せたリ・エスド&シン・ヒョンジュの韓国勢2人。さらに1打遅れた通算4アンダー5位タイに、開幕から絶好調のルーキー藤本麻子、馬場ゆかり、テレサ・ルー(台)が続いている。

 2000年から6年連続で賞金ランキングトップの座に君臨した“最強女王”が、久々に強さを見せつけた。この日の不動は前半2つあるパー5でともにバーディを奪うステディなゴルフでスコアを伸ばすと、後半も15番パー4でバーディを奪い、ノーボギーの3アンダー69をマーク。単独トーナメントリーダーに浮上し、2008年の富士通レディース以来となるツアー通算47勝目に王手をかけた。

 昨年は賞金ランキング17位とルーキーイヤー(34位)に次ぐ自己ワーストの成績に終わった不動。今季もここまで8試合に出場して西陣レディスクラシックの6位タイが最高とやや精彩を欠いているが、高い集中力で抜群の安定感を誇る選手なことに変わりはない。地力は横峯、諸見里しのぶ、有村智恵ら3強と比べても劣らないだけに、今大会で勝利を挙げて復活への足掛かりにしたいところだ。

 その他上位は、通算3アンダー単独8位から茂木宏美が追い、諸見里が李知姫(韓)と並び通算1アンダー10位タイへランクアップ。有村も「69」と巻き返して、通算イーブンパー12位タイに浮上したが、美系ゴルファーとして注目される竹村真琴は通算9オーバーに終わり、2試合連続予選突破はならなかった。

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