飛ばし屋有利? S.ピーターセン、朴、B.リンシコム首位並走
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/16 10:22
ロングヒッターが優勝戦線を賑わしている。
米女子ツアーのベル・マイクロLPGAクラシックはアラバマ州RTJゴルフトレイルを舞台に現地時間15日、第3ラウンドの競技を終了。前日のトーナメントリーダー、朴セリ(韓)に加えスーザン・ピーターセン(ノルウェー)、ブリタニー・リンシコム(米)の3人が通算13アンダーまでスコアを伸ばし首位の座を分け合った。
2打差の2位タイにリー・ジヨン(韓)、ナ・エン・チョイ(韓)の韓国勢とルーキーのアザハラ・ムニョス(スペイン)が続き、アンジェラ・スタンフォード(米)が通算9アンダー単独9位につけている。
上位にズラリと顔を揃えたロングヒッターたち。特にリンシコムとピーターセンは今シーズンの平均飛距離部門で2位と4位につけるツアー屈指の飛ばし屋。長打力を生かし、リンシコムは勝負どころの16番パー5でイーグルを奪い、ピーターセンも6番パー5でイーグル奪取に成功。「ムービングデーにスコアを伸ばしたかった」と言う2人が65(ピーターセン)、67(リンシコム)の好スコアを叩き出し、前日トップの朴の背中をとらえることに成功した。
「良いプレーをしても勝てないこともある。でもそれがゴルフ。明日はスコアの伸ばし合いになりそうだから攻めて行く」と言うピーターセン。「緊張するけれど、このコースは自分のゴルフスタイルに合っている気がする。(宮里藍と優勝を争った)メキシコでは最終日に75を叩いて負けているので、明日は65を狙いたい」とリンシコム。開催コースのRTJゴルフトレイルで過去2勝を挙げているホール・オブ・フェーマー(殿堂入り)の朴も飛ばし屋2人との直接対決を楽しみにしており、どうやら最終日は派手な三つ巴の戦いになりそうだ。