尾崎V圏内浮上! 悲願のアメリカ初Vなるか?
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/16 11:01
尾崎直道がリーダーボードを駆け上がり、悲願のアメリカ初優勝を狙えるポジションを確保した。
米チャンピオンズツアーのリージョンズ・チャリティ・クラシック(アラバマ州ロバート・トレント・ジョーンズ・トレイル at ロスブリッジ)は現地時間15日、第2ラウンドの競技を終了。この日の尾崎は前半の4番、5番で連続バーディを奪い波に乗ると、後半に入って猛チャージを開始。まず11番をバーディとした後、13番パー5でイーグル奪取に成功。勝負どころの上がり2ホールを連続バーディで締めくくり7アンダー65をマーク。通算11アンダーまでスコアを伸ばし、首位のボビー・クランペット(米)に4打差の5位タイに浮上した。
昨年の今大会、悪天候で36ホールに短縮されたため、優勝のチャンスを奪われ単独3位に甘んじた尾崎。相性の良いコースで悲願の優勝に向け、最終日どこまでチャージをかけられるか注目だ。
上位は先月満50歳になったばかりのクランペットで、2日連続ノーボギーの通算15アンダー。80年代前半にPGAツアーデビューを飾った当時、アマチュア時代の卓越した戦績から“ニクラウス2世”ともてはやされたが、その後低迷。90年代以降はゴルフ番組のコメンテーターとしてお茶の間に愛されて来たクランペットに、本業で復活のチャンスが巡って来た。
1打差の2位に2イーグルをマークし10アンダー62と爆発したダン・フォースマン(米)が続き、通算13アンダー単独3位にピーター・シニア(豪)、通算12アンダー単独4位にジョーイ・シンドラー(米)がつけている。