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横峯さくらが海外勢抑え今季初V!

更新日:2010/09/16 10:59
横峯さくらが海外勢抑え今季初V!

 

 国内女子ツアーのフンドーキンレディースは16日、福岡県の福岡センチュリーゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。トップと1打差の2位タイからスタートした横峯さくらが通算9アンダーまでスコアを伸ばし、開幕10戦目にしてようやく今季初優勝を飾った。

 初日から好調なゴルフで優勝争いを演じてきた横峯。絶好の位置につけて臨んだ最終日は、序盤からパッティングが冴えわたる。前半の4番から6番まで、いずれも3メートル前後のパットを沈め3連続バーディ。単独トップに躍り出て迎えた後半の16番パー5では、安定したドライバーショットから2オンに成功する。イーグルこそ逃すも楽々とこの日6つ目のバーディ(2ボギー)を奪い、4アンダー68でホールアウト。その後、通算8アンダー単独2位のシン・ヒョンジュ(韓)が最終18番でパーとなり、横峯の優勝が決まった。

 表彰式では「(優勝を)狙える位置だったので、気持ちで負けないようにプレーしました。難コースを攻略出来たことで今後のシーズンへ向けて自信になります」と語った横峯。昨年の国内賞金女王が、近年台頭が目立つ韓国や台湾などのアジア勢を抑えてつかんだ今季初Vに最高の笑顔を見せた。

 上位陣は、通算7アンダー3位タイにリ・エスド(韓)とテレサ・ルー(台)。2008年以来のツアー勝利に王手をかけていた不動裕理はこの日イーブンパー72とスコアを伸ばせず、通算6アンダー単独5位に終わった。その他、大物ルーキーの藤本麻子が諸見里しのぶ、有村智恵らの強豪と並ぶ通算3アンダー9位タイと実力を示している。

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