尾崎、一歩及ばず! 自己ベストの2位タイで終戦
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/17 11:17
尾崎直道の悲願はまたしてもお預けとなった。
米チャンピオンズツアーのリージョンズ・チャリティ・クラシック(アラバマ州ロバート・トレント・ジョーンズ・トレイル at ロスブリッジ)は現地時間16日、最終ラウンドの競技を終了。前日『65』と爆発し5位タイに浮上していた尾崎は、最終日も好調なプレーでスコアを伸ばしリーダーボードを駆け上がった。しかし11番までに1イーグル、4連続を含む6バーディを奪う猛攻を見せたダン・フォースマン(米)に一時7ストロークの大差をつけられ、展開はフォースマンの独走態勢に。
しかしライバルが後半の13番、14番で連続ボギーを叩く間に、尾崎は15番から3連続バーディでフォースマンを追撃し6アンダー66でホールアウト。通算17アンダーまでスコアを伸ばしたが、前半の貯金を生かし通算20アンダーとしたフォースマンに3打及ばず、同ツアー自己ベストタイの2位タイで3日間の競技を終了した。同じく2位タイにはルーキーのピーター・シニア(豪)が入っている。
昨年の今大会は3位、そして今年一歩前進の2位タイ。だがまたしても悲願のアメリカ初優勝はならなかった尾崎。それでも今週の平均パットランキングは出場者中No.1。最後まで諦めずスコアを伸ばし続けたことは今後に向け大きな自信につながったはず。尾崎に勝利の女神が微笑む日も近い?!
尚、前日単独トップに立っていたルーキーのボビー・クランペット(米)はスコアを1つ落とし、通算14アンダー5位タイに終わっている。