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ベテラン藤田が初の全米オープン出場

更新日:2010/05/25 16:00
ベテラン藤田が初の全米オープン出場

 

 国内賞金ランキング1位と今季好調を維持している40歳・藤田寛之が、全米オープン(カリフォルニア州ぺブルビーチGL)初出場を決めた。

 現地時間6月17日に開幕する同大会への出場権をかけた、日本での最終予選。32人がわずか4つの出場枠を争い、1日で36ホールをプレーした。舞台は昨年の日本オープンも行われた武蔵CC豊岡C。あいにく雨の一日となったが、ベテラン藤田は36ホールで16バーディ、1ボギーという目の覚めるようなプレーで他を圧倒した。通算15アンダーで2位の谷口徹に5打差をつける首位。過去4回、最終予選で涙を呑んできた男が、ついに大舞台に立つ権利を手に入れた。

「世界で一番苦しいセッティングで苦しみたい。苦しめられる自分が楽しみです」と笑った藤田。持ち前の粘りのゴルフが、大舞台でも発揮できるかどうか楽しみだ。

 藤田以外では、2位の谷口、通算7アンダー3位で並んだ横尾要、ポール・シーハン(豪)の4人が本戦出場権を獲得。矢野東、丸山茂樹らは落選した。

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