16歳J.スピース「早くこの舞台に帰ってきたい!」
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/24 12:06
今年の米男子ツアーHPバイロン・ネルソン選手権は16歳のアマチュア、ジョーダン・スピース(米)のお蔭で大いに盛り上がった。
3日目を終えて7位タイの優勝戦線に浮上したスピースは「優勝を狙いたい」と強気の発言。しかし現地時間23日に行われた最終日は出だし直後の2番、3番で連続ボギーを叩き、中盤3つのバーディを奪って盛り返すも、15番で痛恨のダブルボギーを喫するなど乱れ2オーバー72。通算4アンダーは優勝したジェイソン・デイ(豪)に6打差の16位タイにとどまった。
自分の年齢と同じ16位タイの成績に「トップ20入り出来るとは想像していなかったから嬉しい」と素直に笑顔を見せたスピース。しかし「昨日言った通り、勝負は出だしだと思っていた。早い段階でスコアを伸ばさなきゃいけなかったのに、ボギーを先行させてしまったのが敗因。でも今週は素晴らしい1週間だった。すべてを堪能した」と優勝戦線から離脱したことがちょっぴり悔しそう。
今週一番思い出に残った瞬間は? という質問には「最終日の17番」と答えたスピース。「昨日までは池絡みのパー3を『ミスしたらイヤだな』とドキドキしながら攻めていたけれど、今日は『よし、池につかまってもとにかくピンを攻めて行く』と開き直ってティーショットを打つことが出来た。あの1打は爽快だった」と振り返った。
高校卒業後は大学への進学を希望しているが「機会があればまたここに戻って来たい。もっともっとここで戦いたい」と次なる挑戦を心待ちにしていた。