シニアメジャーでF.カプルスが好発進! 直道43位タイ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/28 11:13
フレッド・カプルス(米)が、チャンピオンズツアー今季最初のメジャータイトル獲得に好調なプレーを披露した。現地時間27日、コロラド州コロラドGCで行われたシニアPGA選手権第1ラウンドは、ルーキーとしてツアーを引っ張り、既に今季3勝を挙げているカプルスが3アンダー69でプレー。トップタイに3打差の5位タイと、絶好のスタートを切った。
この日10番からスタートしたカプルスは、12、13番と続けてボギーが先行。14番をバーディをとしたものの、15番でまたもボギーを叩いてしまう。だが、絶好調の男はこんなことでくじけない。16番パー5で起死回生のイーグルを奪うと、後半は3バーディ(ノーボギー)。一気にリーダーボードの上位に駆け上がった。
若手の頃から飛距離では他を圧倒していたが、腰痛で一時引退を決意。何とかそれを翻意して戦い続けたところ、現在はかつてより飛ぶと評判で、今年はあと何勝積み上げるのかに注目が集まっている。大事なメジャー初戦。第2ラウンド以降の暴れっぷりが楽しみだ。
尚、6アンダー66でトップに並んだのは、昨年までツアーの顔だったベルンハルト・ランガー(独)とロビン・フリーマン(米)。日本勢は、悲願のチャンピオンズツアー初優勝をメジャータイトルで手にしたい尾崎直道が、2週前に2位タイに入った勢いで乗り込んできたが、2オーバー74で43位タイと出遅れ。他の日本勢は、渡辺司がイーブンパー72で回り21位タイとまずまずのスタートを切ったが、友利勝良は5オーバー77で91位タイ。尾崎健夫と飯合肇も6オーバー78で110位タイに沈んでいる。