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唯一通算20アンダー超え Z.ジョンソン余裕のV!

更新日:2010/05/31 11:05
唯一通算20アンダー超え Z.ジョンソン余裕のV!
2週前の予選落ちの雪辱を今大会の逆転勝利で果たしたZ.ジョンソン。2日連続「64」で後続に3打差をつけ先頭でゴールを駆け抜けた。(写真提供:AP Images)

 

 2日連続『64』をマークしたザック・ジョンソン(米)が、ただひとり通算20アンダーの大台超えを果たし、逆転でツアー7勝目を飾った。

 米男子ツアーのクラウン・プラザ招待 at コロニアル(テキサス州コロニアルCC)は現地時間の30日、最終ラウンドの競技を終了。通算21アンダーまでスコアを伸ばしたジョンソンが前日トップタイのブライアン・デービス(英)に3ストロークの差をつけ、見事逆転Vを達成した。

 最終日、普段から仲の良いベン・クレーン(米)と同組でプレーしたジョンソンは、最終ホールで親友が10メートルものロングパットを沈めバーディを奪うと、まるで我がことのようにガッツポーズ。自らのバーディチャンスは沈め切れずにパーに終わり、最終組のデービスのホールアウトを待つことに。その時点でジョンソンとデービスとの差は『2』。2打目を直接カップに入れイーグルを奪わなければプレーオフに持ち込めない展開の中、デービスのセカンドショットは非情にもグリーン左のバンカーへ。寄せ切れずボギーとし、プレーオフで敗れたベライゾン・ヘリテイジに続き今季2度目の2位に終わったと同時に、ジョンソンの勝利が確定した。

 ディフェンディング・チャンピオンとして挑んだ2週前のバレロ・テキサス・オープンでは、初日『80』を叩いてまさかの予選落ちを喫しているジョンソン。しかし今週は決勝ラウンドの2日間でわずか1ボギーと安定したゴルフで余裕の勝利。チェックのチャンピオンブレザーを手渡されると「いいねぇ。これが欲しかったんだ。このコースはショットメーカーを自負する自分に合っている。勝てて光栄」と満面の笑みを浮かべた。

 最終ホールでロングパットをねじ込み通算17アンダーまでスコアを伸ばしたクレーンがジェフ・オーバートン(米)と並び3位タイ。初優勝を目指し首位タイからスタートしたブライス・モルダー(米)はスコアを伸ばせず通算16アンダーでスコット・バープランク(米)とともに5位タイに終わっている。

 また次期ライダーカップキャプテンで50歳のコリー・ペイビン(米)が最終日も3つスコアを伸ばし、通算15アンダーで7位タイに食い込んだ。

 尚、今田竜二と池田勇太の日本勢は予選落ち。フィル・ミケルソン(米)も予選で姿を消している。

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