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M.フランセラ、得意のプレーオフを制し優勝!

更新日:2022/10/26 00:57
M.フランセラ、得意のプレーオフを制し優勝!

 

 ミーガン・フランセラ(米)が6ホールに渡るプレーオフを制し2代目チャンピオンに輝いた。

 米女子ツアーの賞金ランク加算外競技であるHSBCブラジルカップ2010(ブラジル、リオデジャネイロ、イタンハンガGC)は現時時間30日、最終ラウンド(2日間36ホール競技)を行い、通算6アンダーで並んだフランセラと、南米コロンビア出身のマリアージョ・ウリベがプレーオフを戦った結果、サドンデス6ホール目でバーディを奪ったフランセラが優勝。優勝賞金10万5,000ドル(約970万円)を獲得した。

 プレーオフ5ホール目でフランセラはティーショットを曲げてあわやハザードのピンチに陥ったが、落ち着いてパーに収め迎えた6ホール目の17番パー3で約3.5メートルのバーディパットを沈め、ウリベを下すと「経験の差かもしれません。私がツアーで初優勝したとき(07年)はアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)との4ホールに及ぶプレーオフの末でしたから。今週はパットが好調だったので、自信を持ってプレーすることが出来ました」と勝因を分析。6年後の五輪開催地であるリオデジャネイロに「アメリカ代表として帰って来たい」と笑顔で夢を口にした。

 一方、敗れたウリベは「ブラジルに居るコロンビアの人が大勢応援に来てくれたのに残念です」としながらも「これから勝つためには、この負けはむしろ良かった」と前向きで「今日はミーガン(フランセラ)とこんなに長く一緒に居たのだから(24ホール同組でプレー)、これをきっかけに友達になりたいです」とサバサバとした表情を見せた。

 その他上位は、1打差の単独3位にキャンディ・クン(台)が入り、前日トップのマリア・ヨース(スウェーデン)は、この日のベストスコアタイ(67)をマークしたクリスティー・マクファーソン(米)と並び通算4アンダーで4位タイ。ディフェンディング・チャンピオン(初代チャンピオン)のカトリオーナ・マシュー(スコットランド)は通算1オーバー14位タイで連覇ならず。地元期待のアンジェラ・パーク(ブラジル)は通算6オーバー20位タイに終わっている。

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