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N.プライス貫禄勝ち! 2位に4打差つけ圧勝

更新日:2022/10/26 00:57
N.プライス貫禄勝ち! 2位に4打差つけ圧勝

 

 かつて“世界最強の男”と呼ばれたニック・プライス(ジンバブエ)が圧倒的な強さを発揮した。

 米チャンピオンズツアーのプリンシパル・チャリティ・クラシック(アイオワ州グレンオークスCC)は現地時間6日、最終ラウンドの競技を終了。前日トップタイに浮上したプライスが5バーディ、1ボギーの4アンダー67をマーク。通算14アンダーまでスコア伸ばし同ツアールーキーのトミー・アーマーIII(米)に4打差をつけ今季2勝目を挙げた。

 初優勝を狙ったアーマーIIIはプライスと2打差で迎えた最終ホール、攻めのゴルフを展開したが裏目に出て悔しいダブルボギー。それでも単独2位の座だけは確保した。以下、通算9アンダー3位タイにジョン・クック(米)、ローレン・ロバーツ(米)が入り、前日38位タイに低迷していたフレッド・カプルス(米)が上がり4ホール連続バーディの猛攻で5アンダー66と爆発し、通算7アンダーでベルンハルト・ランガー(独)らと並び11位タイに入っている。

 レギュラーツアー通算18勝の実績を引っ提げ、鳴り物入りで07年にシニア入りしたプライスだが、なぜか勝星は遠かった。ようやく優勝を掴んだのはシニア入り3年目の昨年のこと。それで肩の荷が下りたのか、今季はすでにマーク・オメーラ(米)とのコンビでリバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブ・ゴルフで優勝。今回個人戦で今季初Vを飾り、一躍賞金王候補に名乗りを上げた。ツアー屈指のショットメーカーが今シーズンどこまで勝星を伸ばすか注目だ。

 なお、尾崎直道は2日連続1アンダー70で回り、通算2アンダーでホールアウト。前日の42位タイから32位タイに順位を上げ、3日間の競技を終えている。

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