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全米オープン P.ミケルソン、出遅れも気落ちなし

更新日:2014/03/13 12:11
全米オープン P.ミケルソン、出遅れも気落ちなし

 

 全米オープン初優勝を狙うフィル・ミケルソン(米)だが、現地時間17日に行われた第1ラウンド(カリフォルニア州ペブルビーチGL)はグリーン上で苦しみ、出遅れてしまった。

 10番からスタートしたミケルソンは、ショットはまずまずだがパットが入らず、16番から3連続ボギー。特に左側に海がある名物ホールの18番パー5では、第2打を海に入れてしまい見守る大ギャラリーから大きな溜息が漏れた。折り返してからも4番でバンカーからバンカーを渡り歩いて4つ目のボギー。結局、初日は1つもバーディを奪えず、4オーバー75の66位タイに終わった。

 何度も優勝争いを繰り広げている得意の全米オープン。第1ラウンド75というスコアはここ13年間の全米オープンで自身ワースト記録。第1ラウンドでバーディがなかったのは、2007年のオークモントCC(ペンシルベニア州)以来で、世界ランクNo.1を狙う大切な大会で、精彩をかいたスタートとなってしまった。

 それでも「確かにいいスコアは出なかったけど、いいショットは多かったんだ。パッティングはひどかったし、チャンスをはずし続けてフラストレーションは溜まった。でも、全米オープンだからスイングが悪くてもボギーを叩いても気にすることはないよ」と、前向きなところを見せていた。

 先週はパッティングのカリスマでメジャー2勝のデーブ・ストックトン(米)と練習に専念した。この日は「ボールがラインに乗らなかった。右に行ったり左に跳ねたりしてしまった。何かが違っていたのだろう」と、肩をすくめたが、ミケルソンはすでに2日目以降しかみていない。「ここで優勝スコアがアンダーパーになるとは思えない。だから、まだチャンスがある」と、まだまだ大会初優勝をあきらめてはいない。(STATS-AP)

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