大混戦の女子ツアー、チーム岡本が好調！

　日本人唯一の米ツアー賞金女王、岡本綾子の門下生たちが元気一杯だ。

　18日に開幕する国内女子ツアーのニチレイレディス（千葉・袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖C）には、今年4月のフジサンケイレディスクラシックで優勝している服部真夕を筆頭に、青山加織、森田理香子、表純子ら岡本を師事する面々が揃って参戦する。服部は優勝以外にも、先週のサントリーレディスオープンゴルフトーナメント5位タイを含めて今季トップ10入り3回と好調。今季未勝利の青山、森田もそれぞれ優勝争いを演じるなど、“世界のアヤコ”の教えを存分に生かし、国内ツアーの台風の目となっている。

　服部はすでにツアーを引っ張る選手の一員で、今大会でも予選ラウンドでは昨季賞金女王の横峯さくら、ツアー通算6勝を誇る北田瑠衣といった強豪と同組でプレーすることが決まっている。それだけに、今季2勝目一番乗りを果たして、さらにツアーの顔としての存在感を示したいところだ。

　また、先週のサントリーレディスで2年ぶりVを成し遂げたばかりの飯島茜を始め、今季1勝の有村智恵、不動裕理、古閑美保、全美貞（韓）、アン・ソンジュ（韓）ら複数優勝を狙う面々が出場。シーズン半ばの戦いは相変わらず大混戦の様相を呈している。