G.マクドウェル効果で勝利を狙うR.マッキルロイ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/07/01 12:49
欧州勢がホームツアーに戻り、第139回全英オープン(現地時間7月15〜18日、スコットランド、セントアンドリュース オールドC)に備える。
現地時間1日開幕の欧州ツアー、アルストム・オープン・デ・フランス(仏、ル・ゴルフ・ナショナル)には、リー・ウェストウッド(英)、ローリー・マッキルロイ(北アイルランド)、アダム・スコット(豪)、イアン・ポルター(英)ら実力者達が勢揃い。全米オープンの余韻を振り払い、新たなメジャーに向け心身ともに準備を整えている。
中でも21歳のマッキルロイはマスターズ、全米オープンとメジャー2試合で期待されながらいずれも予選落ちの憂き目に。しかし先週、自分とは対照的に全米オープンで粘り強いプレーを披露しメジャーVを勝ち取った母国の先輩、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)の祝勝会に参加して気持ちを新たにした。
「今週は自分にとって大きな意味を持つ。先週はオフにして、今大会と(スコティッシュ・オープン開催の)ロック・ローモンドをプレーしようと思っていた。でも、考え直してセントアンドリュースに集中しようと思った。そのためにはここでプレーするのが一番いい」とコメント。マクドウェルの優勝が欧州勢に与えた影響は大きいことを意識しているだけに、その後に続きたいところだ。
「今年はG-マック(マクドウェル)と沢山プレーして、沢山のものを見せてもらった。彼が全米オープンに勝てるなら、自分にも同じことができるはず」と自信のぞかせているだけに、油断のならない存在になる。
また、ライダーカップ欧州チーム主将のコリン・モンゴメリー(スコットランド)も参戦。チームのメンバーを“物色”する。