桃子6位好発進! 首位はN.チョイ
更新日:2010/07/02 12:27
掲載日:2010/07/02 11:23
全米女子オープン前哨戦、ジェイミー・ファー・オーウェンズ・コーニング・クラシックが現地時間1日、オハイオ州ハイランドメドーズGCを舞台に第1ラウンドの競技を行い、上田桃子が6バーディ、2ボギーの4アンダー67でラウンド。7アンダー64で単独首位に立ったナ・エン・チョイ(韓)に3打差の6位タイにつける上々のスタートを切った。
今季は、日米両ツアー参戦に加えヒザの痛みもあり、7試合に出場してトップ10入りは1回だけ。先週のLPGA選手権も予選落ちと少し精彩を欠いていた。だが、全米女子オープンを前にしたこの大会で一気に復調気配。このまま調子を上げ、大一番に臨みたいところだ。
首位のチョイは、昨年サムソン・ワールド選手権で宮里藍との激闘を制しツアー初優勝。今季もLPGAステート・ファーム・クラシックで2位になるなど好調さを維持していたが、先週行われたメジャー、LPGA選手権で予選落ち。これが実に65試合ぶりの予選落ちとなったチョイだったが、今大会からパターを替えて心機一転。これが功を奏して単独首位発進となった。
「(予選落ちの)すぐあとでカムバックすることが大切だった。だからこの試合は大きな意味がある」と口にしたチョイ。ツアー2勝目で波に乗り、一気に全米女子オープンも狙おうと目論んでいる。
チョイに1打差の2位にはエリーナ・シャープ(カナダ)がつけており、世界ランキングNo.3の申智愛(韓)が上田と同じ4アンダー6位タイの好位置。宮里藍は出場しておらず、LPGA選手権で13位と健闘した宮里美香は、3オーバー74で108位タイと出遅れている。(STATS-AP)