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今田、2打差11位タイ発進! タイガーは出遅れ

更新日:2010/07/02 11:47
今田、2打差11位タイ発進! タイガーは出遅れ
ドライバーショットは好調だったものの、第1ラウンド81位タイと出遅れたタイガー。(写真提供:AP Images)

 

 今田竜二が好調なパッティングを武器に米男子ツアーAT&Tナショナル第1ラウンド(現地時間1日、ペンシルベニア州アロニミンクGC)で好プレーを見せた。

 タイガー・ウッズ(米)が3オーバー73で81位タイと出遅れるのを尻目に、今田は18ホールで28パットと出場選手中11位タイの鮮やかなパットを連発。3バーディ、1ボギーの2アンダー68で回り、首位に2打差の11位タイと好スタートを切った。

 今季はこれまで16試合に出場し、トップ10入りはわずか2回。予選落ちも5回と今ひとつ波に乗れない今田だが、パッティングに関しては安定している。平均パット数27.80で現在ツアー第4位を誇っており、これがスコアに表れたのがこの日のラウンドだった。待望のツアー2勝目がそろそろ欲しいが、まずは目の前の一打。パッティングという強力な武器があれば、怖いものなしのプレーができるに違いない。

 対照的に、復活優勝が待たれるタイガーは疲れきった表情だ。「グリーン上ですごくフラストレーションの溜まる一日だった。ドライバーが素晴らしかっただけにね」と、溜息をつく。今季最高のドライバーショットを打っていながら予選落ちも危ぶまれるスタートに、ぐったりとしてしまった。

 一方スポンサー招待で出場し、練習ラウンドでタイガーとプレーしたアージュン・アトワル(インド)が、4アンダー66で首位タイと最高のスタート。「以前は練習でタイガーと自分を比べたけど、今はしない。でもいつもショートゲームなどで彼は自分の質問に答えてくれるんだ」と、タイガーを絶賛していた。

 アトワルと並ぶ首位にはジョー・オギルビー(米)、ジェイソン・デイ(豪)、ニック・ワトニー(米)。1打差5位タイにカール・ペターソン(スウェーデン)ら6人がつけている。

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