謹慎を終えた三塚が戦線復帰
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/07/15 12:07
三塚優子がみそぎを終えてツアーに戻ってきた。
5月の国内メジャー第1戦のワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ第1ラウンド、スロープレーで2打罰を受けた三塚はこれを不服として途中棄権。猛烈な抗議までしたが一転して翌日には謝罪、日本女子プロゴルフ協会からも罰金200万円と2年間の新人セミナー受講という処分を受け、試合出場も自粛していた。そのためスタンレーレディスゴルフトーナメント(16〜18日、静岡・東名CC)が2か月振りの復帰戦となる。
大会3日前の会見では「改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪。その後、2か月間の謹慎中の生活について打ち明けた。この間は座禅を行ったり、養護施設を訪問するなど精神修養するとともに、ゴルフ漬けの日々を送っていたという。
また、ゲームや漫画が大好きな“アキバ系”プロとして知られているが、謹慎中はこれも封印。「物事が自分中心に回っていると思っていた部分があったが、周りのサポートがあっての自分だと考えを改めた」と今の気持ちを話す。さらに、問題の発端となったスロープレーについても、グリーン上のルーティンを改善。「20秒短縮できた」と、今後は同じ轍を踏まないことを誓っていた。
なお今大会には全米女子オープン帰りの諸見里しのぶ、有村智恵らも参戦する。