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大荒れの北海道… 全英帰りの遼は暫定70位タイ

更新日:2010/07/23 08:48
大荒れの北海道… 全英帰りの遼は暫定70位タイ

 

 国内男子ツアーの長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップは22日、北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブを舞台に第1ラウンドの競技を行ったが、午前中から霧雨と強風が入り混じる最悪のコンディション。さらにコース上に濃霧が立ち込め、午後3時前に競技を一時中断すると、そのまま天候の回復は見込めず午後5時にサスペンデッドが決定した。

 暫定首位は7番ホール終了で3アンダーとしている高山忠洋。2アンダーの暫定2位に片山晋呉(18ホール終了)、薗田峻輔(8ホール終了)、星野英正(7ホール終了)ら9人が続いている。前週全英オープンに出場していた選手では、薗田の他に谷口徹(12ホール終了)と宮瀬博文(7ホール終了)が1アンダー暫定11位タイにつけ、藤田寛之(9ホール終了)がイーブンパー暫定21位タイとまずまずのスタートを切った。

 一方、全英オープンで日本勢最高位の27位タイに入った石川遼は苦しい滑り出しとなってしまった。インスタートの11番パー4で2打目をピンに寄せバーディを先行させるも、直後の12番、13番で連続ボギーを叩く。さらに16番、17番でも微妙な距離のパーパットを決められず、この日は8ホールを終えて 1バーディ、4ボギー。ゴルフの“聖地”セントアンドリュースで見せた我慢のゴルフは完全に鳴りをひそめ、3オーバーの暫定70位タイに低迷している。

 その他、大会直前にセガサミーホールディングスとの所属契約を発表し、ホストプロとして臨む丸山茂樹は4オーバー76で18ホールを回り暫定85位タイ。また、2週間前のThe Championship by LEXUSで奇跡の大逆転勝利を飾った兼本貴司は、この日は9ホール終了で2ダブルボギーを叩くなど大きく乱れ、丸山と同じ4オーバー暫定85位タイと下位に沈んでいる。なお、第1ラウンドの残りは23日の午前6時30分から再開予定。

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