D.ウィルソン独走態勢!4年ぶりVなるか?
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/07/25 10:32
かつて国内ツアーで6勝を挙げた日系人プレーヤー、ディーン・ウィルソン(米)が4年ぶりの優勝に向け快走している。米男子ツアーのRBCカナディアン・オープン(カナダ、セントジョージズG&CC)は現地時間24日、第3ラウンドを行い、3日連続となる5アンダー65をマークしたウィルソンが通算15アンダーまで伸ばし単独首位の座をキープした。
また、この日もう少しで50台というスーパープレーを披露したカール・ペターソン(スウェーデン)がトーナメントレコードを更新する10アンダー60と爆発。通算11アンダーとし、ボブ・エステス(米)、ティム・クラーク(南ア)と並び、2位タイに急浮上した。通算10アンダー、5位タイにトレバー・イメルマン(南ア)、ケビン・サザーランド(米)らが続いている。
最終組がスタートする前にペターソンが『60』をマークし上位にプレッシャーをかけたが、首位タイからスタートしたウィルソンは慌てず、自らのプレーに徹して首位を守り「フェアウェイをキープする安定したゴルフが出来た」と納得の表情で頷いた。
00年から02年にかけ国内ツアーで6勝。満を持して渡ったアメリカでは06年のジ・インターナショナルで1勝を挙げているが、以降目立った戦績はなく、昨年は持病の腰痛が悪化し賞金ランク152位に沈みシード権を逃した。今回も主催者推薦での出場だが「手応えは感じている。昔から40歳前後がゴルフ人生のピークになるだろうと思っていた。昨年末に40歳になり、これからが楽しみになってきた」と前向きなウィルソン。ハワイ生まれ、デビッド・イシイに憧れてプロを志した日系人プロが久々の金星を目指す。
なお、今田竜二はすでに予選で姿を消している。