米男子ツアー “総額1億円”のホールインワン賞に注目
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/07/29 12:58
米男子ツアーでは珍しいホールインワン賞のかかったパー3がフィニッシングホールを飾る大会、ザ・グリーンブリア・クラシックが現地時間29日に開幕する。
開催コースとなるザ・オールド・ホワイトC(ウェストバージニア州)の最終18番ホールは、162ヤードのパー3。18番がショートホールとなっているトーナメントコースは少ないながらも無いわけではないが、ホールインワン賞が設けられていること自体は米ツアーでは極めて稀だ。
しかし今大会、この最終18番ホールでホールインワンが飛び出すと、達成した選手に賞金25万ドル(約2,200万円)、さらに18番スタンドで観戦しているギャラリー全員に100ドルずつのご祝儀が配られ、大会によるチャリティにも75万ドル(約6,600万円)が寄付される仕組みとなっている。メジャーの狭間の大会が人気薄になることも見込んでの企画だが、“総額1億円”のホールインワン賞はギャラリーにとっても選手にとっても盛り上がるイベントとなりそうだ。ちなみに、今季の米男子ツアーで記録されたホールインワンはこれまで28個。新たな記録がここで生まれるのかどうかにも注目したい。
一方で、次週に控えたWGC-ブリヂストン招待(8月5〜8日/オハイオ州、ファイアーストーンCC)への出場権である世界ランクトップ50入りがかかるとあって、こちらの戦いも熾烈となる。まだ出場権のない同ランク55位のジェフ・オバートン(米)、58位のリッキー・バーンズ(米)、70位のデービス・ラブIII(米)らが目の色を変えて上位を狙う。なお、日本勢では今田竜二が出場する。