歴戦のシニアたちが2週連続のメジャーに挑む!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/07/29 12:20
現地時間29日、全米シニアオープン(ワシントン州、サハリーCC)が開幕し、歴戦のシニアたちが2週連続となるメジャー大会に挑む。
多くの出場選手は先週の全英シニアオープンを戦ったばかり。先週は激闘の末、ベルンハルト・ランガー(独)がシニアのメジャータイトルを初めて獲得した。また、10月の欧米決戦、ライダーカップの米国チーム主将でもあるコリー・ペイビンは、最終日に猛攻を見せてランガーに肉薄し2位でフィニッシュ。そして次戦の全米シニアオープンが自国で開催されるメジャー大会とあって、さらにやる気満々だ。
今大会は組み合わせが絶妙で、予選ラウンドではかつての全米オープン王者ペイビン、マスターズ2勝のランガー、全英オープン優勝経験を持つマーク・カルカベッキア(米)の3人が同じ組。それぞれがまったく違う持ち味のプレーをするだけに、大会は初日から盛り上がるに違いない。
また、今季絶好調のルーキー、フレッド・カプルス(米)も60歳のトム・ワトソン(米)、エドアルド・ロメロ(アルゼンチン)と同組でプレー。故郷、シアトル郊外のコースが舞台とあって興奮を抑えきれず、レギュラーツアー時代より伸びたといわれる飛距離を武器に、大暴れをもくろんでいる。
なお日本勢は、最終予選を突破した尾崎直道がただ一人参戦。悲願となったチャンピオンズツアー初優勝を、メジャーの舞台でと意気込んでいる。