関西オープンゴルフ選手権 全米プロ帰りの藤田が見せる意地
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/08/18 11:31
国内男子ツアーの関西オープンゴルフ選手権(19〜22日、京都田辺カントリー倶楽部)で、現在、国内賞金ランク1位のディフェンディング・チャンピオン、藤田寛之が今季2勝目を狙う。
全英オープンに続き全米プロにも出場した藤田は、一昨年(68位タイ)昨年(56位タイ)以上の成績を誓ってプレーしたが、残念ながら予選落ち。しかも、藤田だけでなく日本勢5人がすべて予選落ちするという体たらくで、ベテランの藤田は大きなショックを受けている。
「決勝ラウンドに日本人が誰もいない。これじゃダメ」と責任を痛感し帰国した藤田は、それだけに4月のつるやオープンに続く今季2勝目への思いは強い。昨年は自己ベストの賞金ランク5位。日頃から賞金王というような具体的な目標は口にしない藤田だが、今季は41歳での賞金王が狙える位置にいるだけに、メジャーでの悔しさを国内ツアー後半戦にぶつけるつもりだ。
他には丸山茂樹、谷口徹、薗田峻輔、平塚哲二、矢野東ら実力者が出場。2週間ぶりとなる国内男子ツアーを盛り上げる。なお、石川遼と池田勇太は出場しない。