タイガーの今後の鍵を握るコーチ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/08/18 12:44
今季、メジャー無冠に終わったタイガー・ウッズ(米)だが、ライダーカップ(現地時間10月1〜3日、ウェールズ、セルティック・マナー・リゾート)の出場に意欲をみせている。
28位タイに終わった全米プロゴルフ選手権終了後、「ゴルフは日々良くなってきている。正しい方向へ進んでいると思っている」と話し、ライダーカップについては「コリー(ペイビン)が選んでくれるのを願っているよ」と笑った。全米プロ直前に開催されたWGC-ブリヂストン招待の頃の最悪な状態からは一転して、言葉の端々に自信をのぞかせている。
その言葉を支え、復活への鍵を握ると目されているのがスイングコーチのショーン・フォーリー氏の存在。長年、共にメジャータイトルを積み上げてきたハンク・ヘイニー氏と決裂して以来、コーチなしでここまでやって来たタイガーだが、それもそろそろ限界のようだ。全米プロでは、ショーン・オヘア(米)やハンター・マハン(米)らをコーチしているフォーリー氏と一緒にいるシーンを何度も見かけられている。
今後、フォーリー氏と一緒にスイング再生に取り掛かるのかについては、「もう一度、ショーンと会ってから」と言葉を濁したタイガーだが、復活への道を新コーチと共に歩む気持ちは強そうだ。(STATS-AP)