A.アトワルが『61』で首位発進! 今田は82位タイ
現地時間19日に行われた米男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦、ウィンダム選手権(ノースカロライナ州、セッジフィールドCC)第1ラウンドは、雨でグリーンが柔らかくなっていた影響で棄権1人を除いた出場155人中、105人がアンダーパーと好スコアが続出した。
そんな中、ノーボギーの9アンダー『61』をたたき出し単独首位に立ったのがアージュン・アトワル(インド)だ。2位のブラント・スネデカー(米)に2打差をつける好発進に「楽しかった。他の選手が朝から良いスコアを出しているのを見ていたけど、今日は本当に易しかったよ。マンデーでたくさんバーディが取れたから、それが(9バーディの)今日も続いたね」と笑顔を見せた。
月曜日(16日)に、かつてのウィンダム選手権の舞台でもあるフォレストオークで行われたマンデー予選を突破して今大会に臨んだアトワル。米男子ツアーでは1986年サザンオープンのフレッド・ワズワース(米)以来となるマンデー組の本戦優勝に期待がかかる。
トップと3打差の3位タイには6人が続く混戦状態だが、この中にルーカス・グローバー(米)、デビッド・トムズ(米)のメジャー王者2人と並び日本ツアーでも活躍したジーブ・ミルカ・シン(インド)がおり、単独首位のアトワルと共にインド勢が強さを見せつけている。
また、日本勢で唯一出場の今田竜二はフロントナインで3バーディを奪うものの、後半はバーディなしの2ボギーと失速。結局1アンダー69でホールアウトし、82位タイと大きく出遅れてしまった。また、故障から復活しライダーカップ出場を狙うアンソニー・キム(米)もイーブンパー70で106位タイと下位に沈んでいる。
なお、今大会は次週のプレーオフシリーズ初戦、ザ・バークレイズへの出場権を獲得するための最後のチャンス。大会終了後のフェデックスカップポイントランク上位125位までがプレーオフシリーズへ進出できる。 (STATS-AP)