インド勢旋風は欧州にも! S.カプールがトップ
更新日:2010/08/20 11:08
掲載日:2010/08/20 11:07
米ツアーのウィンダム選手権ではアージュン・アトワル(インド)が単独首位発進を切ったが、欧州ツアーでもインド出身の選手が活躍している。
ライダーカップ出場を狙う欧州勢にとっては大事な一戦でもある、欧州ツアーのチェコ・オープンは現地時間19日、チェコ、プロスパーゴルフリゾートで第1ラウンドの競技を終了。この日単独首位に立ったのは、6アンダー66でプレーしたシブ・カプール(インド)。ピーター・ハンソン(スウェーデン)、タノ・ゴヤ(アルゼンチン)に1打差をつけて試合を引っ張っている。
2番から7番まで6連続バーディを奪ったが、10、11番で連続ボギー。終盤の16、18番でバーディを獲り返しての首位発進に「7番までに6アンダーだったので、後半、もういくつかバーディが獲れればいいなと思っていた。でもゴルファーというのは決して満足しないものなんだ」と、カプールは振り返った。
またコースについては「こういうタイプのコースで育ったわけではない。自分はフラットなコースばかりでプレーしていたから。でもここは自分のゴルフに合っている」と、笑顔で試合を楽しんでいる。
2位タイのハンソン、2アンダー70で11位タイのサイモン・ダイソン(英)、26位タイのミゲール・A・ヒメネス(スペイン)ら、ライダーカップ出場を狙う面々が虎視眈々と勝利を狙う中、欧米決戦とは無縁のカプールが番狂わせを演じる気配もある。