谷口(拓)、野仲が首位タイ浮上 連覇狙う藤田は予選落ち
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/08/20 18:39
国内男子ツアーの関西オープンゴルフ選手権は20日、京都府の田辺カントリー倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を行い、トップと3打差6位タイからスタートした谷口拓也と野仲茂の2人が5アンダー65をマーク。ともに通算7アンダーまでスコアを伸ばし、後続に2打差をつけ首位タイに浮上した。
予選ラウンドを終えトーナメントリーダーの座を分け合った2人は、この日の早い時間に同組でインスタート。10番イーグル発進の谷口がさらに3連続バーディで勢いに乗ると、野仲も16番までに4バーディを奪う猛攻を見せる。前半9ホールを6アンダー『29』で回った谷口は、一時通算9アンダーまでスコアを伸ばすものの、後半6番パー3で痛恨のトリプルボギーを叩き後退。それでも8番のバーディで盛り返し、通算7アンダーの野仲と並びホールアウトした。
現在30歳の谷口はツアー通算2勝、最後に勝利したのは2008年夏に北海道で行われたサン・クロレラ クラシック。2年ぶりのVを狙い決勝ラウンドへ臨む。一方、今年10月に40歳の誕生日を迎える野仲だが、ツアーでの優勝経験はいまだ無し。今大会で1992年のプロ転向以来、長年追い求めてきたツアー初勝利を目指す。
なお、初日単独トップの山下和宏は2バーディ、2ボギーのイーブンパー70で通算5アンダー3位に順位を下げ、1打差の4位に武藤俊憲、地元・京都出身の平塚哲二ら6人が通算3アンダー5位タイにつけている。また、今季2勝目を狙うルーキー薗田峻輔は通算2オーバー46位タイで予選を通過。ディフェンディング・チャンピオンの藤田寛之は第2ラウンドでスコアを4つ落とし、通算5オーバーでカットラインに1打足りず予選落ちを喫した。