藍は初日6アンダー！　桃子も好発進　

　米女子ツアーのセーフウェイ・クラシック（オレゴン州、パンプキン・リッジGC）は現地時間20日に第1ラウンドを行い、宮里藍が6バーディ、ノーボギーの6アンダー66をマーク。ホールアウトした選手の中で単独首位に立って初日のプレーを終えた。

　この日早い時間帯でインスタートの宮里は、出だし直後の10番から2連続バーディを奪う絶好の立ちあがり。さらに15番もバーディとして前半をボギーなしの3アンダーで折り返す。後半最初の1番でもスコアを伸ばすと、6番まではパーが続いたものの、上がり3ホールで2バーディを奪い6アンダーの好スコアでフィニッシュした。

　前週は国内ツアーのNEC軽井沢72ゴルフトーナメントに参戦し、優勝こそ逃すも初日からトーナメントをリードしての単独4位と実力を示した。大会終了後の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で2位に浮上して臨む今回の米女子ツアー。優勝すればもちろんのこと、トップ10以内であっても他の選手の成績次第で宮里が今年6月以来の世界ランクNo.1へ返り咲く可能性は大いにある。

　その他の日本勢では、上田桃子が3連続含む6バーディ（2ボギー）をマークして4アンダー68の好スタート。宮里美香は9番パー5でダブルボギーを叩くなど苦しいゴルフとなり、3オーバー75で第1ラウンドを終えている。