欧州ツアー スウェーデン勢がツートップに
更新日:2010/08/21 10:53
掲載日:2010/08/21 09:00
2ストローク差に13人がひしめく大混戦の中、スウェーデン勢が上位を独占している。
ライダーカップ出場を狙う欧州勢にとって大事な一戦、欧州ツアーのチェコ・オープン(チェコ、プロスパーゴルフリゾート)は現地時間20日に第2ラウンドの競技を終了。ライダーカップ出場のためのポイントランクで15位につけるピーター・ハンソン(スウェーデン)が通算7アンダーまでスコアを伸ばし、同郷で世界ランク1354位の伏兵フレデリック・ウィドマーク(スウェーデン)と並び首位タイにつけた。
今大会直前に主催者招待による出場が決まったハンソンは、初日5アンダー67と好スコアをマークするもこの日は4バーディ、2ボギーの2アンダー70止まり。「フロントナインで取りこぼしが多かった。ドライバーも良かったし、アイアンは完璧だった。あとはパットさえ決まればもっとスコアを伸ばすことができたのに…」と、納得のいっていない様子。ライダーカップの欧米チーム選手決定まで残すところ約1週間、自力で出場権を獲得するためには勝つしかない状況の中、決勝ラウンドに向けてハンソンの気合いは全開だ。
その他、スウェーデン勢のツートップと1打差の3位タイにやはりスウェーデン出身のフレデリック・アンダーソンヘッド、ピーター・ローリー(アイルランド)らが続き、通算5アンダー7位タイにサイモン・ダイソン(英)、アンソニー・ウォール(英)、リチャード・ブランド(英)、スコット・ヘンド(豪)など7人がつけている。