首位T.レーマンにB.ランガー肉薄! 尾崎50位、青木65位
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/08/22 12:00
トム・レーマン(米)がシーズンメジャー2勝目に王手をかける中、ゲイリー・プレイヤー(南ア)以来の大記録、メジャー3連勝を狙うベルンハルト・ランガー(独)が背後に迫っている。
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第4戦、ジェルド-ウェン・トラディション(オレゴン州、クロスウォーターC at サンリバー)は現地時間21日、第3ラウンドの競技を終了。前日2位に後退していたレーマンが8番でダブルボギーを叩きながら5つのバーディを奪い、3アンダー69をマーク。通算11アンダーとし単独トップに返り咲いた。もし優勝すれば5月のシニアPGA選手権に続く今季メジャー2勝目、ツアー通算3勝目となる。
そんなレーマンを追いかけるのが2年連続賞金王に輝いているランガー。こちらは全英シニアオープン、全米シニアオープンに続くメジャー3勝目が期待されており、現在首位と2打差の通算9アンダー2位タイ。最終日はメジャーチャンピオン同士の熾烈なマッチレースが繰り広げられるに違いない。
またランガーと同じ2位タイにJ.L.ルイス(米)、フレッド・ファンク(米)がつけ、通算8アンダー5位タイに前日トップのD.A.ワイブリング(米)、ジョン・クック(米)、ギル・モーガン(米)らが並んでいる。
日本勢は尾崎直道が2バーディ、4ボギーの2オーバー74とスコアを落とし、通算3オーバーで前日の43位タイから50位に後退。青木功は17番パー3で『7』を叩くなど乱れ、屈辱の9オーバー81の大叩き。棄権、失格などを除いた出場65人中、最下位に沈んでいる。(STATS-AP)