欧州ツアー ライダーカップ出場へ最後のチャンス!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/08/26 13:43
コリン・モンゴメリー(スコットランド)がライダーカップのメンバー決定を前に頭を悩ませている。
現地時間10月1日に開幕する2年に1度の欧米決戦ライダーカップの欧州チーム主将であるモンゴメリーは、今週の欧州ツアー、ジョニーウォーカー選手権(26〜29日/スコットランド、グレンイーグルス・ホテル)終了後にメンバー12人を決定しなければならない。しかし、強豪ひしめくヨーロッパには有力選手が多く、“うれしい悲鳴”をあげているのだ。
ヨーロッパだけでなく米ツアーでも活躍する選手が多い欧州チームは、2つのランキングを併用。今大会終了後の世界ランクを基準にしたワールドポイントランクから上位4人、欧州ツアー賞金獲得額からなる欧州ポイントランクから上位5人を選び、残る3人は主将推薦として選出することになっている。
ところが、メジャー3勝を誇るパドレイ・ハリントン(アイルランド)を筆頭に、ポール・ケイシー(英)、ルーク・ドナルド(英)、ジャスティン・ローズ(英)、エドアルド・モリナリ(伊)らの実力者が揃って自動選出ランク外にいるというのが現状。さらにフランセスコ・モリナリ(伊)、ピーター・ハンソン(スウェーデン)、ミゲル・A・ヒメネス(スペイン)などの強豪もランク当落線上におり、サイモン・ダイソン(英)、ロス・マクゴワン(英)、アルバロ・キュロス(スペイン)ら伏兵が今大会でのランク入りを狙っているのだ。
まさに欧州勢の戦国時代を思わせる展開だが、モンゴメリーにとっては悩みの種。「これまでのどんな主将よりも大変な決断をしなければならない。正直、本当に難しい。選手選考は頭が痛いけど、まぁ贅沢な悩みかもしれないね」と話す欧州チーム主将の目に留まる選手は果たして…?