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“淘汰”が続くプレーオフシリーズ、新たなドラマに期待

更新日:2010/09/01 15:38
“淘汰”が続くプレーオフシリーズ、新たなドラマに期待

 

 米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権(現地時間3〜6日/マサチューセッツ州、TPCボストン)にはフェデックスカップポイントランクの上位100名が出場できるが、この大会に滑り込みで出場を決めたマーティン・レアード(英)、ケビン・ストリールマン(米)、アンドレス・ロメロ(アルゼンチン)の3人が意欲を見せている。

 フェデックスカップポイントランク125位までが出場した先週のプレーオフシリーズ初戦、ザ・バークレイズではマット・クーチャー(米)がレアードをプレーオフで下して優勝。クーチャーはランク9位から首位に躍り出たが、それ以上に大きな意味を持つ躍進をしたのがこの3人だ。

 ザ・バークレイズ直前のランクで95位だったレアードは、結果次第では第2戦以降の出場が危ぶまれていたが、ザ・バークレイズで2位に入ったことでランクも3位に急浮上。トップ30までしか出場できないプレーオフシリーズ最終戦、ザ・ツアー選手権までの出場権をほぼ確定的にしている。

 また、ランク102位でザ・バークレイズに臨んだストリールマンも3位タイに食い込み、大会後のランクで18位にジャンプアップ。115位だったロメロも、ザ・バークレイズ最終日の上がり5ホールで4つのバーディーを奪い52位タイフィニッシュ。ランクも100位まで順位を上げ、ぎりぎりでドイツ銀行選手権行きの切符を手にした。

 プレーオフシリーズ第3戦、BMW選手権に出場できるのはさらに減ってトップ70の選手のみ。毎週のように“淘汰”されていくプレーオフシリーズにおいては、試合を重ねるごとに新たなドラマが生まれるに違いない。

 なお、日本勢では今田竜二がザ・バークレイズ27位タイの成績でランク107位から73位に上昇。今週のドイツ銀行選手権へと駒を進めている。

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