50歳K.ペリーがドイツ銀行選手権を欠場

　50歳のケニー・ペリー（米）が、疲労を理由に米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権（現地時間3〜6日、マサチューセッツ州、TPCボストン）を欠場することが決定した。1試合ずつ出場できる選手が減っていく同シリーズの行方に微妙な影を落としている。

　フェデックスカップポイントランク100位までの選手だけが出場できる同大会に、ペリーは90位で出場を予定していた。しかし「心身ともに激しく疲労し、数か月間家で休んでもう一度試合に集中する必要がある」と、マネージャーのアラン・バリントン氏が声明を出したように、8月10日に50歳になったペリーにはさすがに疲労が溜まってしまったようだ。

　来季はチャンピオンズツアー参戦を楽しみにしているというペリーだが、この欠場により大会は99人で行われる。ペリーは昨年プレーオフ最終戦のザ・ツアー選手権で4位タイとなり、フェデックスカップポイントランク9位に入った実力者だけに、第3戦BMW選手権の出場権を巡る戦いにどんな影響が出るか注目だ。