シニアとジュニアが一緒にプレーする大会が開幕

　チャンピオンズツアーの実力者たちが、ジュニア選手とともにプレーする。

　現地時間3日開幕のホームケア＆ホスピス・ファーストティーオープンは、今季の全米オープンが行われたペブルビーチGLとそのすぐ近くにあるデルモンテGC（いずれもカリフォルニア州）がその舞台。同ツアーの試合にはアマチュア選手と一緒にプレーする形式のものが少なくないが、その中でも今大会は特別で、アマチュア選手3人の中に必ずジュニア選手が1人含まれる。

　2006年には、今年の全米女子オープン優勝者のポーラ・クリーマー（米）が、ダナ・クイグリー（米）と同じ組で出場。チームとして2位に入るなどプロ入り前のクリーマーにとっていい思い出となった。ジュニア選手に最高の経験をプレゼントするのが目的のひとつでもある今大会は、チャンピオンズツアーで第2のゴルフ人生をエンジョイしている選手たちにとっても若いエネルギーを吸収できる特別なものとなっている。

　チャンピオンズツアー史上5人目の大会3連覇を狙うジェフ・スルーマン（米）、最強ルーキーのフレッド・カプルス（米）が優勝候補に名乗りを上げる。さらに、シニアPGA選手権3連覇（1996-1998年）とタートルベイ選手権5連覇（2000-2005年＝2004年は未開催）の経験を持つヘイル・アーウィン（米）、今季初優勝していい形でシーズンを終えたいジェイ・ハース（米）、青木功らがそろって出場。大会を盛り上げる。