M.クーチャーが首位発進! タイガー出遅れ45位タイ
更新日:2010/09/10 13:40
掲載日:2010/09/10 10:59
マット・クーチャー(米)が、1,000万ドル(約8億4,000万円)のボーナスがかかるフェデックスカップ優勝に向けて最高のスタートを切った。
フェデックスカップポイントランク上位70名だけが出場を許される米男子ツアーのプレーオフシリーズ第3戦、BMW選手権(現地時間9日/イリノイ州、コグ・ヒルGC)は第1ラウンドの競技を終了。クーチャーが1イーグル、6バーディ、1ボギーの7アンダー64をマークし、2位のライアン・ムーア(米)に1打差をつけ単独首位に立っている。クーチャーはプレーオフ初戦のザ・バークレイズでも優勝しており、現在ポイントランクでトップ。シリーズは今大会も含め残り2試合となっており、フェデックスカップ王者と賞金1,000万ドルに最も近い位置にいる。
上位陣は、5アンダー66で回ったイアン・ポルター(英)が単独3位につけ、レティーフ・グーセン(南ア)とチャーリー・ウィー(韓)が4アンダー67で4位タイ。また、欧州勢はライダーカップ出場で明暗を分けた選手がともに上位でスタートした。落選組ではジャスティン・ローズ(英)が3アンダー68で6位タイ、ポール・ケイシー(英)が2アンダー69で10位タイ。メンバー組では主将推薦で出場を決めたルーク・ドナルド(英)がローズと同じ6位タイにつけている。
一方、世界ランク2位のフィル・ミケルソン(米)は1オーバー72で34位タイ、世界ランク1位のタイガー・ウッズ(米)は2オーバー73で45位タイと、ビッグネーム2人は出遅れた。ミケルソンはフェデックスカップポイントランク14位だが、タイガーは51位でプレーオフ最終戦(ランク上位の30名が出場)への進出が危ぶまれているだけに、第2ラウンドでの巻き返しが必要だ。