N.コルサーツ、自己ベストで単独首位発進!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/09/10 12:40
ベルギー出身の27歳ニコラス・コルサーツが、激戦が続く欧州ツアーで初日8バーディのロケットスタートを見せた。
鮮やかなバーディラッシュだった。現地時間9日のKLMオープン(オランダ、ヒルヴァーシュムGC)第1ラウンドで、コルサーツは11番でバーディを奪うと13、14番で連続バーディ。上がり3ホールでも立て続けにバーディ奪取し、8アンダー62で2位に2打差の単独首位に立った。
「これまでツアーでのベストスコアは63。今日、自己ベストが出せたので最高の1日だった」と、声を弾ませたコルサーツ。隣国出身だけに「こういう木でセパレートされているトラディショナルなコースで育ったから、まるで地元のトーナメントのようだった。こういうコースは大好き」と、地の利を生かした。いまだツアー未勝利で、チャレンジツアーを経て3年ぶりに戻ってきたレベルの高い舞台に「ここでまたプレーできて本当にうれしい。チッピングとパッティングのレベルはまだまだだから、いつも練習しているよ」と、前向きな姿勢でツアー初優勝を狙っている。
コルサーツと同じ組でプレーしたケネス・フェリー(英)とシブ・カプール(インド)が、6アンダー64で回り2位タイで続いており、ライダーカップデビューが決まっているロス・フィッシャー(英)ら7人が、5アンダー65で4位タイにつけている。
また、今季全米プロゴルフ選手権を優勝したマーティン・カイマー(独)は3アンダー67で17位タイとまずまずのスタートとなったが、全英オープン優勝のルイス・ウーストハウゼン(南ア)は、3オーバー73で124位タイと大きく出遅れている。