“ピンクパンサー”P.クリーマーがF-16に搭乗!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/09/16 12:42
今年の全米女子オープンでメジャー初優勝を達成した“ピンクパンサー”ことポーラ・クリーマー(米)が、アメリカの大空へと羽ばたいた。
痛めている左手親指の影響で米女子ツアーのP&G NWアーカンソー選手権を欠場したクリーマーは、先週、米軍のF-16戦闘機搭乗を経験。65分間の空の旅を楽しんだようだ。搭乗したのは実際の戦闘用ではない機体だったが、時速650マイル(約1050km/h)、高度18000フィート(約5,500m)の超高速飛行も体験。上空から悲願のメジャー制覇を成し遂げた全米女子の舞台、オークモントCC(ペンシルベニア州)も見下ろした。
クリーマーの父、ポール氏は米軍のパイロットとして従事した後、アメリカン航空に勤務していた。「だから自分にも空を飛ぶ“血”が流れているんじゃないか。ずっと空を飛んでみたいと思っていた。父は私を乗せてくれたことはなかったけど、フライトの仕事については興味があったし本当に知りたかった」と、大空への憧れを語ったクリーマー。
飛行からの着陸後はさすがに疲れた様子を見せたが、「スゴイわ! 新しいことの発見だらけ。高速飛行の最中はスモウレスラーに体当たりされたみたい。ちょっと飛んだだけなのにお腹ペコペコ、喉もカラカラになっちゃった!」と大興奮。
さらに「やっぱりパイロットという仕事は尊敬に値するわ。彼らが私たちの国にどれだけ貢献してくれているか… それが実感できた。今回の体験は絶対に無駄にしない。また絶対乗りに来るわ」と、戦闘機の“再搭乗”宣言も飛び出した。