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メジャー3勝のE.エルスが世界ゴルフ殿堂入り

更新日:2011/03/06 11:37
メジャー3勝のE.エルスが世界ゴルフ殿堂入り

 

 メジャー3勝含めキャリア通算62勝を誇る元世界ランクNo.1プレーヤーのアーニー・エルス(南ア)が、現地時間22日にホール・オブ・フェイム(世界ゴルフ殿堂)入りを果たした。

 今年初めて殿堂入り選手候補に名前が挙がったエルスは、ジャーナリストやゴルフ関係者、過去のホール・オブ・フェイマーたちの投票で66%の賛成票を獲得。選考の資格獲得1年目でいきないり殿堂入りを決めた。この朗報を聞いたエルスは「驚きだね。(殿堂入りするには)もっと年齢を重ねる必要があると思っていたのにな…」とコメント。来月17日に41歳の誕生日を迎える“ビッグイージー”が、プロゴルファーとしての最大の名誉に喜びと驚きの表情を見せた。

 1994年の全米オープンでメジャー初制覇を達成しゴルフ界にその名を轟かせたエルス。故郷の大先輩ゲーリー・プレーヤー(南ア)の後を追うように、地元南アフリカのサンシャインツアー、欧州ツアー、米ツアーでも精力的にプレー。1997年には2度目の全米オープン制覇、2002年には全英オープン制覇を成し遂げ、現在まで世界各国のツアーで通算62勝を挙げている。近年では、長男ベン君が自閉症であることを告白し、同じ病気の子供とその保護者に勇気を与えるべくゴルフを続けているという一面も持っている。

 なお、殿堂入りの祝典は来年5月9日にフロリダ州セントオーガスティンで行われ、ベテラン部門で選ばれたダグ・フォード(米)、ジョック・ハッチンソン(スコットランド)らもエルスと共に栄えある舞台に臨む。 (STATS-AP)

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