新星誕生!? 23歳J.パリーが初V王手
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/09/26 09:32
若手No.1の呼び声高いローリー・マッキルロイ(北アイルランド)と共にアマチュアの国際大会を賑わしてきたジョン・パリー(英)が、プロ初勝利に王手をかけた。
欧州ツアーの新規大会、ビベンディ・カップ(仏、ゴルフ・ド・ジョイエンバル)は現地時間25日に第3ラウンドの競技を終了。前日首位タイに浮上した23歳のルーキー、パリーが4バーディ、2ボギーの2アンダー70で回り、通算15アンダーで単独トップに。チャレンジツアー(下部ツアー)から今季メジャーツアーに昇格した新鋭に初優勝のチャンスが巡ってきた。
しかし、上位は混戦模様。1打差の2位タイにヨハン・エドフォース(スウェーデン)とマーク・F・ハーストラプ(デンマーク)が続き、2打差の4位タイに前日首位タイのヤルモ・サンデリン(スウェーデン)、リチャード・グリーン(豪)らがつけるなど、トップから5打差の中に15人がひしめいている。誰が勝ってもおかしくない状況で頭ひとつ抜け出すためには、最終日のチャージが必要になる。
そんな中、パリーは「もちろん優勝を狙っていく」と力強く勝利宣言。「ショットさえ今の状態を保てれば勝つチャンスは十分にある。まずは良いショットを打って、集中力を高めて自分のゴルフをする。そうすれば結果は後からついてくるはず」。現在賞金ランク116位で来季のシード入りの条件となるトップ115入りは間近。だが単にシードを獲るだけでは満足できない。パリーの視線の先にあるのは優勝の二文字だけだ。