R.コクラン今季2勝目! 注目の2人は明暗、尾崎29位タイ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/09/27 11:16
初日からトップを走るラス・コクラン(米)が逃げ切って完全優勝を飾る中、注目の2人は最終日に明暗を分けた。
米チャンピオンズツアーのSAS選手権(ノースカロライナ州、プレストンウッドCC)は現地時間26日に最終ラウンドを行い、コクランは1つしかスコアを伸ばせなかったものの前日までの貯金が効いて通算14アンダーで逃げ切りV。今季2勝目を挙げた。2打差の2位にトム・パーニスJr.(米)、通算10アンダー3位にジョン・クック(米)が入っている。
注目のベルンハルト・ランガー(独)とフレッド・カプルス(米)は最終日を同組で回ったが、同じ通算5アンダーからスタートしたものの、6バーディ、2ボギーの4アンダー68をマークしたランガーに対し、カプルスは14番でダブルボギーを叩くなど1オーバー73とスコアを落とした。その結果、ランガーは通算9アンダー4位タイで3日間の競技を終え、カプルスは通算4アンダー16位タイ。これで3年連続賞金王を狙う賞金ランク首位のランガーと同2位につけているカプルスの差はさらに開いた。今季も残り5試合、果たしてカプルスはランガーの勢いを止めることができるのか、シーズン終盤に向け一層の注目が集まっている。
一方、前日34位タイにつけていた尾崎直道は17番まで4バーディ、2ボギーとまずまずのプレーを続けていたが、最終ホールで痛恨のダブルボギーを叩きイーブンパー72。通算1アンダー29位タイとわずかながら順位を上げて終戦した。