世界ランキング　J.フューリックが5位浮上！

　ゴルフ米男子ツアー、全米オープン王者の実力を存分に発揮して、フェデックスカップ王者となったジム・フューリック（米）が、世界ランキング5位に順位を上げた。

　同ランク6位で米ツアー、プレーオフシリーズ最終戦のザ・ツアー選手権（ジョージア州、イーストレイクGC）に臨んだフューリックは、混戦を制して優勝。見事、1,000万ドル（約8億4,000万円）のボーナスがかかったフェデックスカップ年間王座に輝いた。

　実力者がひしめく世界ランキングのトップ10は変動が少ないが、そんな中フューリックは大会終了後、米国時間27日発表の同ランクで5位に浮上。前週5位の全米プロ王者マーティン・カイマー（独）が6位にランクダウンしている。

　一方、欧州ツアー、ビベンディ・カップ（仏、ゴルフ・ド・ジョイエンバル）で初優勝を果たしたルーキー、ジョン・パリー（英）が、317位から176位へと大躍進。また、国内男子ツアー、アジアパシフィック パナソニックオープンで優勝したブレンダン・ジョーンズ（豪）が、141位から83位へと大きく順位を上げた。

　なお、タイガー・ウッズ（米）、2位フィル・ミケルソン（米）、3位リー・ウエストウッド（英）、4位スティーブ・ストリッカー（米）の上位4人に変動はない。

　日本勢上位は石川遼が52位で変わらず、池田勇太が1ランクダウンの58位と動きは少なかったものの、アジアパシフィック パナソニックオープンで2位の小田龍一が、222位から163位へと大きく順位を上げたのが目立っている。