ライダーカップ、両チームにツイッター禁止令
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/09/28 12:06
いよいよ現地時間10月1日に開幕する欧米決戦ライダーカップ(〜3日、ウェールズ、セルティック・マナー・リゾート)。大会直前に両チーム主将から選手たちに出されたのは、期間中のツイッター禁止令だった。
「今週は完全にツイッターを行わないと決めた。時々、気が散るからね。ライダーカップに集中し、試合をしっかりすること、それにチームワークが大切だと考えたんだ」と、米国チーム主将コリー・ペイビン(米)が言えば、欧州のコリン・モンゴメリー主将(スコットランド)も同意する。「ツイッターだけでなく色々なSNSもトラブルの元だから」。
選手たちも当然のようにこれに応えている。米国チームのルーキー、リッキー・ファウラー(米)は、すでに大会週の月曜日に「申し訳ないけどニュースは真実。ウェールズにいる間はツイートできない。主将命令だから!」とつぶやいている。また、2009年全英オープン王者で、100万人以上のフォロワーをもつスチュワート・シンク(米)も「ついにウェールズ入りだ」と、チャーター便に乗って現地に向かう前につぶやいており、これを最後に決戦に集中する模様だ。
現在ではトップアスリートのツイッターはごく当たり前になっており、ファンにとっては欠かせないが、そんなことより名誉をかけた戦いに勝つことが大切。そう考えた両主将の指令で、決戦はさらに緊張感を増している。